徘徊する原因と対処法とは?

投稿日:2014.12.15

徘徊する原因と対処法とは?

高齢社会を迎え、認知症となる65歳以上の高齢者が年々増加傾向にあります。厚生労働省によると、認知症の前段階と言われているMCI(Mild Cognitive Impairment)の数も加えると日本人の4人に1人が発症する割合となるそうです。今後もさらに増え続けると予測されることから、早期発見と予防に向けた対策が急務となっています。

今回は、認知症患者の方が徘徊をする原因と、対策をご紹介いたします。

認知症とはどういう症状なのか 

認知症では、大脳の病変による記憶障がいや判断能力の低下、感情障がいなど(これらを中核症状と呼びます)により、日常生活や社会生活、対人関係に様々な支障をきたします。

また、元々もっている性格や環境などが複雑に絡み合い、うつ症状や不安、幻覚・妄想、徘徊などといった症状(これらは周辺症状と呼びます)が現れ、介護をする家族にとっても大きな負担となっていくのも認知症の特徴です。

特に、徘徊の問題は地域社会全体の課題として取り上げられなければなりません。徘徊をした高齢者が遠く離れた町で保護されたり、自動車事故に遭うなど深刻なケースが後を絶たなくなっています。

認知症患者に見られる、徘徊とは

認知症患者に見られる徘徊は、認知症の中核症状によって自分が居る場所や時間の見当がつかなくなってしまうことが主な原因です。

不安や緊張など日常的なストレスが加わると徘徊の傾向は一層強まり、そのパターンは病前の生活習慣や職業歴が影響すると言われています。徘徊が始まっても、再び元の場所へ自分で戻ってくることができれば良いですが、道順を正しく記憶できなかったり、途中で力が抜けて歩けなくなってしまうこともあり、多くの介護者を困惑させてしまいます。

こうした問題に対し、「勝手に出て行かないでください!」、「今度は何処に行くつもりですか?」などと強く行動を制限してしまうのは、本人の不安や焦燥を助長させ、かえって症状を悪化させる原因となってしまいます。徘徊を未然に防ぐためには、どのような対策が考えられるでしょうか。

徘徊を未然に防ぐ“徘徊センサー”

認知症に伴う徘徊は、ともすれば命に関わる事故や怪我などに繋がる恐れがあるため、遠くに出て行かないうちに引き止め、安全を確保することが重要となります。例えば、徘徊が予測される患者には、財布などに連絡先カードを入れておくなどの工夫も良いでしょう。また、周辺住人の方々に事情を説明し、徘徊しているのを見かけた場合は連絡を入れてもらうといった協力を得ることも大切です。

昼夜問わず徘徊が心配な場合や、敷地の広い病院・老人施設などでは、指定エリアから外に出ようとする患者を察知し、介護者に受信メッセージを送信する“徘徊センサー”の利用がお勧めです。
東京信友がお勧めする徘徊センサー“見守るくん”は、徘徊後の追跡ではなく徘徊を事前に防ぐことの重要性を見据え、開発されました。従来の徘徊監視装置は徘徊を感知すると光や音により介護者に知らせるといったものでした。

光は見逃しを、音は周囲の人も巻き込むということで問題がありました。見守るくんは、振動(体感)と文字による通報で担当者だけに確実に伝えるだけではなく、文字表示により徘徊者がどの出口から出ていくのかが分かります。

また、光、大音量で指定エリア外への徘徊を漏れなく通知することも可能です。送信タグは、装着したことが分からないよう小型・軽量化を実現。衣服に縫い込んだりポケットに入れるなど、本人に気付かれずに装着が可能です。

認知症患者の方の徘徊を未然に防ぐためにも、ぜひ一度徘徊センサー「見守るくん」をご利用ください。

【参考】
厚生労働省 秋葉副大臣会見概要(認知症施策について)
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000024488.html

公益財団法人 認知症予防財団
http://www.mainichi.co.jp/ninchishou/explanation.html

厚生労働省 認知症の症状-中核症状と行動・心理症状
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/dementia/a02.html

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